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おしゃれなマンションにしたい!楽しいリフォームのコツとアイデア

マンションの暮らし心地や価値を左右する要因の1つが「デザイン」です。そして、デザインを決める重要なキーワードには「おしゃれ」があります。「おしゃれな街」、「おしゃれなマンション」、「おしゃれな暮らし」は誰もが価値を認めることでしょう。

しかし、マンションをおしゃれにリフォームするコツについては意外と知られていません。また、アイデアにしても、思いつかない人も意外と多いです。

そこで、この記事ではマンションをおしゃれにするリフォームについて、コツやアイデアを紹介します。

 

目次

・1.おしゃれなマンションリフォームのコツ

・2.もっと生活をおしゃれにするアイデア

・3.おしゃれなマンションの内装

・4.リフォームの前に検討・確認したいこと

・5.まとめ

 

おしゃれなマンションリフォームのコツ

まずはおしゃれなマンションリフォームのコツについて紹介します。

マンションリフォームのコツ①:雰囲気

最初にリフォームについて考えるべきことが「雰囲気」です。
雰囲気はデザインで決まるとも言えるのですが、デザインにはコンセプトとコーディネートが重要と言えます。

「シャープ」「シック」「レトロ」などのコンセプトとなるキーワードを決めて、それに合わせてコーディネートをすることがリフォームのコツです。
例えば、「レトロ」をコンセプトとするならば、部屋の各部分に時代を感じさせる素材を用いたり、照明の光を柔らかくしたりする工夫があります。

また、「シック」とするならば、モノトーンを基本的な色調としたり、アクセント的に「渋さ」を演出したりするのも良いかも知れません。
その上で、部屋全体のデザインを統一させます。すると、コンセプトに合った良い雰囲気の空間にリフォームができるのです。

マンションリフォームのコツ②:設備

設備もおしゃれなマンションにリフォームをする上で重要です。
機能・価格・デザインをトータルで考える点がコツとなるでしょう。

尚、価格を優先させ過ぎると、どうしても型落ちの設備を選ばなければいけません。そうすると、色が決まってしまい、雰囲気が台無しにもなり得るからです。あくまで「バランスが大切」と考えましょう。

マンションリフォームのコツ③:色彩

色彩はデザインの上で非常に大切なリフォームの要素です。
さて、色彩もデザインのコンセプトに合わせ、その上でコーディネートに気を付けなければいけません。
例えば、コンセプトを「レトロ」とした場合にはゆっくりと時間が流れるイメージの色、温かくて落ち着いた色彩を基調としてコーディネートすれば良いでしょう。

尚、強烈な印象を受けるような色は、あまり生活空間に入れない方が得策です。例えば、壁や天井が原色の赤い部屋などは落ち着くことができません。使ってもアクセント的とした方が良いでしょう。

マンションリフォームのコツ④:形

「形」も重要なリフォームの要素です。形も視覚に訴えるため、雰囲気作りに関係するのです。
さて、形の対象が「曲線を多用したもの」と「直線がメインとなるもの」です。曲線を多用すれば柔らかい雰囲気に、直線がメインになればシャープな雰囲気が演出できます。

そして、前述の通り、デザインはコーディネートが大切なため、温かさを求める場合には曲線を基調に、シャープさを演出するならば直線を使うべきでしょう。
尚、後述しますが、おしゃれな部屋をつくるためには調度品とのコーディネートもあった方がベターです。ですから、造作家具などを作る場合には、家具の形も合わせる方が良いでしょう。

マンションリフォームのコツ⑤:調度品

マンションのリフォームそのものからは外れるのですが、「おしゃれ」を演出する際には「調度品」も大きなポイントと言えます。
調度品を揃えるにしても、マンションのデザインコンセプトに合わせることが雰囲気作りのコツのためです。

例えば、レトロな雰囲気ならば、表面をオイルで仕上げたウッドのアイテムを揃えると、柔らかさと「ゆっくりし雰囲気」が演出できます。また、シャープなものであれば直線的な調度品で対応すれば良いでしょう。

マンションリフォームのコツ⑥:照明器

照明器は単なる「明るくする道具」ではありません。光の強さや色を変えることによって、雰囲気をグッとおしゃれにできるのです。
例えば、レトロな雰囲気に部屋をリフォームする場合、単なる明るくするだけの蛍光灯では雰囲気があまり良くなりません。確かに明るいでしょうが、ムード作りには繋がらないでしょう。

しかし、光の色を暖色系に寄せるのであれば、レトロな感じが更に良くなり、おしゃれになります。
尚、照明器のデザインのバリエーションは多いです。部屋のデザインコンセプトに合わせると良いでしょう。

 

もっと生活をおしゃれにするアイデア

ここまで、部屋のリフォームをメインに紹介しました。

しかし、生活そのものをおしゃれに演出するためであれば、もう少しのアイデアがあっても面白みが増します。
そこで、ここではおしゃれな生活にするアイデアを紹介します。

おすすめのリフォームアイデア①:家具

家具はインテリアデザインにおいて重要な位置を占めます。
当然ながら、おしゃれな雰囲気を作る上でも欠かせないアイテムです。リフォームの際に揃える場合には、部屋のデザインコンセプトに合わせるべきでしょう。

尚、家具は照明器と併せて考えるべきです。例えば、レトロな雰囲気のウッド製家具には柔らかい光が合います。光の雰囲気を併せて考えることもポイントです。

おすすめのリフォームアイデア②:間接照明

間接照明を取り入れると、部屋はもっとおしゃれになります。
例えば、壁紙にはテクスチャーに変化を付けたタイプがあります。

さて、そこに照明器を設置して間接照明とするならば、そのテクスチャーが光に面白みを加わります。それでテーブルを演出するならば、グッとおしゃれになるのです。
光は部屋の雰囲気を決める重要な要素です。間接照明を取り入れて、よりおしゃれな空間を作りましょう。

おすすめのリフォームアイデア③:キッズコーナー

キッズコーナーなどを部屋の片隅に設けることもオススメです。
部屋のデザインコンセプトにもよりますが、キッズコーナーがあると空間に楽しさが加わります。

また、キッズコーナーがあれば安心して子供を遊ばせられます。小さい子供のいる家庭においては一挙両得のアイデアと言えるでしょう。

 

おしゃれなマンションの内装

ここでは、マンションの内装について取り上げてみましょう。

マンション内装のポイント①:壁紙

壁紙にはビニールクロスの白いタイプがポピュラーですが、おしゃれなリフォームのためには、違うタイプの併用もオススメです。
例えば、ホテルのロビーなどに使われている布クロスなどをアクセント的に使えば、部屋の雰囲気に変化が出て、一層おしゃれな部屋になります。

また、壁紙以外に使える素材もあります。例えば、漆喰や珪藻土などで塗り壁を作れば、壁紙とは違う雰囲気が作れます。テイストの違った雰囲気作りが可能なため、取り入れると良いでしょう。

マンション内装のポイント②:フロア材

フロア材にも種類があります。ウッド系でも合板ベースのものや天然木製のタイプがありますし、クッションフロアなどもあります。用途はケースバイケースです。

ただ、おしゃれに部屋を演出するためには、やはり天然木のタイプがオススメです。年数が経つと渋く色が変わる点など、天然木由来の魅力に溢れています。

尚、天然木のフロア材は樹種選びでも楽しめます。天然木でも様々な樹種があり、表面の味わいが違うためです。部屋のデザインコンセプトで樹種を選べば、一層おしゃれな部屋ができるでしょう。

マンション内装のポイント③:天井

一般的な住宅は天井に天井材を張って仕上げます。
しかし、天井材を張るだけが仕上げの方法ではありません。天井材を張らずに、逆に躯体を露出させるのもオススメです。

天井を出すのであれば、部屋の雰囲気が店舗のようになるだけでなく、高さが出るため広く感じられます。
ただし、天井を露出させるのは広い部屋がベターです。LDKなどがオススメです。

マンション内装のポイント④:造作家具

造作家具もおしゃれにするためにはオススメです。
棚などを最初から造り込んでいれば、より統一化されたインテリアデザインが仕上がるためです。

レトロなデザインでもシャープなデザインでも、造作家具であればコーディネートは比較的容易と言えます。
また、造作家具にすればデッドスペースの解消にも有効です。

 

リフォームの前に検討・確認したいこと

部屋のデザインコンセプトを検討し、デザインのコーディネートを考えることは、おしゃれなマンションリフォームにおいては非常に大切です。
しかし、リフォームは何でも可能な訳ではなく、許される範囲で抑えなければいけません。

ここではリフォームの前に検討・確認したいことを取り上げます。デザインの検討以前に必要な項目が見えてくることでしょう。

リフォーム時の注意事項①:リフォームが可能な範囲

マンションには区分所有法という法律が大きく関係しています。
それによると、個人で自由にできる部分は法的に決まっていて、専有部分に限定されます。

そのため、リフォームが可能な部分は室内です。エントランスや廊下は共用部分となるため、勝手な改装はできません。
尚、分かりにくいのですが、玄関ドアの廊下側や窓のサッシは共用部分です。そのため、玄関ドアを勝手に変えることは出来ません。

リフォーム時の注意事項②:管理規約

マンションのリフォームは法律だけを見るのでは不十分です。管理規約の確認が必要なためです。
さて、マンションの管理規約には物件の使用にあたっての細則が載っています。

管理規約は物件単位で異なるため注意が必要です。
よい例が事故による是正措置によるものです。例えば、排水管の交換に制限がある場合、よく聞いてみたら過去に漏水事故があり、管理規約を改定した…といったケースがあります。

いずれにせよ、管理規約の確認はリフォームでは重要なため、漏れのないように見ましょう。

リフォーム時の注意事項③:アンペア数

電気のアンペア数は特に中古マンションをリフォームするときに重要です。
というのも、築年数の経った物件にはアンペア数が少ないケースがあるからです。仮に、電気が満足に取れない物件に入ってしまったら、新しい家電製品が使えなくて苦労を強いられる可能性があります。

そのため、マンションを調べる際にはアンペア数の確認をしましょう。
尚、マンションの電気設備は簡単に変えることができません。間違って購入すると不便を強いられることになります。

リフォーム時の注意事項④:業者

リフォームをする上で注意しなければいけない点に「業者」があります。優良業者を選ばなければいけないのです。

特に、おしゃれなリフォームを目指すのであれば、余計に気を付けるべきでしょう。
業者選定を誤ると、良いリフォームどころか手抜き工事をされる羽目を見ることもあります。

過去の施工事例や口コミ情報を見るなどして、より良い業者を探しましょう。

リフォーム時の注意事項⑤:デザインコンセプト

マンションのリフォームを「改装」だけと捉えるならば、デザインはあまり考える必要はないかも知れません。しかし、おしゃれなリフォームを目指すのであれば、デザインコンセプトは必須です。

前にも述べた通り、おしゃれなリフォームは最初にコンセプトを決めてコーディネートを作ります。仮にコンセプトがボケてしまっている場合には、部屋の整合性は取れるかも知れませんが、ポイントが押さえられていない空間になる可能性が高いです。最初にデザインコンセプトを決めましょう。

リフォーム時の注意事項⑥:生活動線

生活動線は「住みやすさ」を考える上で重要です。
仮に生活動線を考えずにマンションを作ると、非効率な動きを強いられてしまいます。そうすると、余計に時間が掛かったり、ストレスが溜まったりします。

しかし、生活動線を考慮して家を造るならば、やはり暮らし心地が違うことでしょう。
ただし、プライバシーを考えるならば生活動線がストレートで過ぎて面白みが少ないかも知れません。生活動線を考える場合も「適度」を心掛けましょう。

リフォーム時の注意事項⑦:機能性内装材について

機能性内装材は脱臭や抗菌などの機能を付加した内装材で、室内を清潔に保つのに有用です。また、強度の非常に高いペット用のタイプもあり、仮にペットを飼う場合にも役立ちます。

もしかすると「おしゃれ」とは関係ないように思えるかも知れませんが、清潔な生活は「おしゃれ」の前提とも言えます。マンションを快適な環境にして、おしゃれな生活を手に入れましょう。

 

まとめ

おしゃれなマンションリフォームについて取り上げました。リフォームに求められる条件などが理解できたことでしょう。また、内装材やマンションリフォームの全般についても知識が深まったことでしょう。

いずれにしても、マンションのリフォームは生活の豊かさに直接的に関係します。おしゃれなマンションを作ることは重要なため、ぜひとも高品質なリフォームでマンションをより良く変えましょう。

なお、大阪でマンションのリフォーム・リノベーションに関するご依頼は「ビルディングデザイン」におまかせください。PanasonicリフォームClub加盟店でもある当社では、デザイン・設計から施工まで自社ですべての内容を承っているので、個別に業者を依頼するよりもコストを抑えれる可能性もありますし手間も省けます。

さらに、物件選びからサポートをしているため、要望に合った空間を提供できます。
「ビルディングデザイン」を利用して、費用を抑えつつ快適な住居をデザインしましょう。

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