洗面化粧台選び方のポイントは?主要メーカーの特徴を解説!
洗面化粧台は毎日の身だしなみを整えたりする際などに使用し、重要な役割を果たす住宅設備のひとつです。
最近では機能性やデザインが向上し、品質のよい商品が多数販売されています。
そんな洗面化粧台ですが、多種多様でさまざまな消費者のニーズに対応するため、豊富な種類があるため、どれがいいのか選択することが難しいことでしょう。
そこで今回の記事では、洗面化粧台の選び方のポイントや主要メーカーの特徴について詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
目次
洗面化粧台の選び方と主要メーカー
近年、洗面化粧台は多機能でデザイン性も向上して、多くの種類の商品が販売されています。
さらに洗面化粧台を取り扱う各メーカーが独自の特徴的な商品を展開しています。
そんな洗面化粧台の選び方や主要メーカーについて以下の項目に沿って紹介していきます。
- 洗面化粧台の選び方のポイント
- 洗面化粧台の選び方 価格比較
- 洗面化粧台 主要メーカーについて
ぜひ、洗面化粧台を選択する際の参考にしてください。
洗面化粧台の選び方のポイント
洗面化粧台を選ぶ際にはいくつかのポイントを抑えて選択すること必要です。
そのポイントについては以下のとおりです。
- サイズ
いくら好みの商品であっても、洗面化粧台のサイズと設置スペースが適切でなければ設置できません。
そのため、洗面化粧台のサイズ(横幅、奥行き、高さ)と設置スペースの寸法をしっかり確認しましょう。 - デザイン
洗面化粧台はそのデザインによって、洗面脱衣室や設置個所の雰囲気に影響を与えます。
そのため、内装の壁や床などの雰囲気にあったものを選択することがおすすめです。 - 機能
洗面化粧台にさまざまな機能があります。
タッチレス水栓や三面鏡、収納など各部位に便利な機能がたくさんあります。
必要な機能に優先順位をつけて選択することが重要となってきます。
上記のポイントを考慮して、最適な洗面化粧台を選択していきましょう。
洗面化粧台の選び方と価格比較
洗面化粧台を選ぶ際には、価格によって比較することも重要です。
洗面化粧台の価格は、メーカー、機能、サイズなどによって変動します。
ここでは、一般住宅使用されることが多い洗面化粧台のメーカー、商品、価格を紹介します。
- LIXIL ピアラ 17~37万円
- TOTO サクア 19万円~
- パナソニック ウツクシリーズ 約21.3万円~
上記は各メーカーホームページに掲載の参考となってきます。
オプションの追加やサイズ変更などによって価格の変動があるため、具体的な金額は別途問い合わせなどが必要です。
洗面化粧台の主要メーカーについて
洗面化粧台を取り扱うメーカーにはいくつかあり、主要なメーカーは以下のとおりです。
- LIXIL
LIXILは洗面化粧台のメーカーシェアナンバーワンであり、多彩なデザインと機能性で人気のメーカーです。
内装建材の取り扱いもあるため、洗面化粧台の扉と建具や窓枠などの色を統一することが可能です。 - TOTO
業界最大級の13シリーズもの洗面化粧台を展開しているメーカーです。
トイレでの印象が強いですが、その技術力は洗面化粧台の方でも、導入されています。 - パナソニック
パナソニックの洗面化粧台はデザイン性と機能性について高い評価をされています。
内装建材、電材の取り扱いもあるメーカーであるため、空間のトータルコーディネートが可能です。
各メーカーそれぞれに特徴を理解して、設置空間に合った好みのメーカーを選択することもおすすめです。
LIXILの洗面化粧台の特徴
洗面化粧台のシェアナンバーワンのLIXIL洗面化粧台は、用途に合った異なる特徴の製品を提供しており、消費者のニーズに対応できる柔軟性があります。
そんなLIXILの洗面化粧台の特徴を以下の項目より紹介していきます。
- LIXILの洗面化粧台デザインコンセプト
- LIXILの洗面化粧台素材とクリンレス性
- LIXILの洗面化粧台の仕様について
上記によってLIXILの洗面化粧台独自の特徴について詳しく紹介していきます。
LIXILの洗面化粧台デザインコンセプト
LIXILの洗面化粧台では、シリーズごとにデザインコンセプトがあり、用途などが明確に分けられています。
そのデザインコンセプトをいくつか紹介していきます。
- ルミシス
「リビング・フィット・デザイン」というコンセプトのもとに、変化の激しい住空間とインテリアに調和し、洗面化粧台を中心とした生活空間の創造、快適な暮らしの実現を目的とされています。 - エスタ
「夢がひろがる、ちょうどいいコンパクト」というコンセプトのように、コンパクトな洗面化粧台であり、インテリアの一部となるようなデザインが特徴的となっています。
上記のように、デザインコンセプトを明確にすることで、消費者のニーズやライフスタイルに合った洗面化粧台の提供を行っています。
LIXILの洗面化粧台素材とクリンレス性
LIXILの洗面化粧台は素材にこだわり、クリンレス性(汚れにくさ)も特徴的な商品となっています。
ボウル部分には人造大理石(ポリエステル系樹脂)と陶器製(アクアセラミック)を採用し、汚れがつきにくく掃除がしやすい素材となっています。
さらに人造大理石は見た目の美しさがあり高級感を演出することが可能です。
陶器製のアクアセラミックの方は、落ちにくい水アカも簡単に落とせるものとなっています。
LIXILの洗面化粧台の仕様について
(写真引用:LIXIL社HPより)
LIXILの洗面化粧台にはさまざまシリーズと仕様があります。
ここからはその一部について紹介していきます。
- ルミシス
収納も充実しており、ランドリーカウンターとの組み合わせも可能なライフアップ・ドレッサーです。
グッドデザイン賞を受賞しているデザイン性の評価も高い商品です。 - ピアラ
身支度や家事がしやすくなり、毎日が楽しくなる洗面化粧台です。
収納のバリエーションが豊富で、リフォームなどでもおすすめの商品です。
上記の洗面化粧台シリーズには、「新てまなし排水口」「スマートポケット」「エコハンドル」「くもり止めコート」などの多くの機能を搭載したものとなっています。
TOTOの洗面化粧台の特徴
TOTOはトイレの印象が強い住宅設備メーカーですが、便利な機能やデザイン性の高い商品などを展開しています。
そんなTOTOの洗面化粧台について特徴を詳しく解説していきます。
- TOTOの洗面化粧台デザインと機能
- TOTOの洗面化粧台収納力と使い勝手
- TOTOの洗面化粧台機能性のポイント
上記の項目に沿って解説していきます。
TOTOの洗面化粧台デザインと機能
TOTOの洗面化粧台はデザイン性の高さと多くの機能が特徴的です。
便利な機能として「すべり台ボウル」と呼ばれる泡や髪の毛を自然に排水口に流れていくものや、汚れがたまりにくい素材を使用しており、お手入れが容易に行えます。
デザインについてはシリーズごとに異なりそれぞれに特徴も変わってきます。
以下にいくつかのシリーズのデザインや特徴を紹介します。
- エスクア
デザイン性を追及した最上級モデルの洗面化粧台です - オクターブ
スタイリッシュなデザインで清潔で使いやすいのが特徴です - ドレーナ
造作家具を作るように、自由な組み合わせで自分だけの洗面化粧台をつくることが可能です
TOTOの洗面化粧台はそれぞれに異なったデザインやさまざまな機能をもち、どんなライフスタイルに合う洗面化粧台であるといえます。
TOTOの洗面化粧台収納力と使い勝手
TOTOの洗面化粧台はその収納力と使い勝手の良さに優れた商品や機能があります。
TOTO独自のアイデアによって生まれた奥ひろ収納「奥ひろし」という機能があります。
給排水の管によって制限されていた、収納スペースを管の形状をシンプルにすることで、収納スペースの確保を実現しています。
サイドキャビネットを追加すればより収納力の高い洗面化粧台となってきます。
さらに「スウィング三面鏡」という商品では、左右どちらからでも開閉が可能な三面鏡があります。
また。「エコシングル水栓」によって節水を可能としており、収納力だけでなく、日々の使い勝手の良さも優れているのがTOTOの洗面化粧台です。
TOTOの洗面化粧台機能性のポイント
TOTOの洗面化粧台は、デザイン性の良さや収納力、機能性など優れた商品を提供し続けています。
TOTO洗面化粧台は全13シリーズの商品があり、ライフスタイルに合ったシリーズの選択が可能となっています。
そんなTOTO洗面化粧台の機能性のポイントとしては以下のとおりです。
- 奥ひろ収納「奥ひろし」による高い収納力
- 「エコシングル水栓」によって節水、節電効果の向上
- 「すべり台ボウル」とよごれにくい素材による、手入れの容易さ
上記の快適に使用するため、多くの機能によってTOTO洗面化粧台は機能性の高さについても評価される要素となっています。
パナソニックの洗面化粧台の選び方
パナソニックの洗面化粧台は他の住宅設備でも採用されている「スゴピカ素材」やスタイリッシュなデザインが人気のメーカーです。
そんなパナソニックの洗面化粧台の選び方について以下の項目に沿って解説していきます。
- パナソニックの洗面化粧台サイズと工事費用
- パナソニックのデザインについて
- パナソニックの洗面化粧台リフォームのポイント
パナソニックの洗面化粧台を検討中の方はぜひ参考にしてください。
パナソニックの洗面化粧台サイズと工事費用
パナソニックの洗面化粧台にはさまざまなシリーズがあり、機能やサイズにも違いがあります。
柔軟に消費者のニーズに対応が可能です。
I型であれば開口が1650mm以上の大型のものや500mmのコンパクトなタイプまであります。
さらにL型の1坪タイプなどもあり、サイズのバリエーションが豊富にあります。
そんなパナソニックの洗面化粧台の工事費用についてですが、工事場所の状況やシリーズによって変わってきます。
商品シリーズの参考価格としては以下のとおりです。
- Lクラス ラシス 約29.3万円~
- ウツクシリーズ 約21.3万円~
- シーライン 約21.9万円~
- エムライン 約16.7万円~
上記の製品代に設置工事費をプラスすると洗面化粧台の工事費用の合計となってきます。
実際の費用については、製品代の値引きもあるため、工事施工業者などの専門業者に確認しましょう。
パナソニックのデザインについて
パナソニックの洗面化粧台はデザイン性の高さが評価されていますのがその理由としては以下のことが考えられます。
- 自由な発想
パナソニックでは従来の常識にとらわれない自由な発想によって、独自の製品開発を行っています。
浮いた形状の洗面化粧台シリーズもその一例といえます。 - スタイリッシュなデザイン
シンプルでスタイリッシュなデザインによって、空間を広く見せ、足元もすっきり掃除のしやすさも実現しています。 - ツインラインLED照明
照明の明るさの向上によって肌をキレイに引き立たせるこちらの照明は、デザイン性も高く、洗面化粧台本体をオシャレに演出します。
上記のようにデザイン性の高さを象徴するような要素が各所にみられるパナソニックの洗面化粧台はおしゃれな空間演出に最適な洗面化粧台であるといえます。
パナソニックの洗面化粧台リフォームのポイント
パナソニックの洗面化粧台は豊富な機能とデザイン性によってリフォームにおいてもおすすめです。
そんなパナソニック洗面化粧台のリフォームでのポイントは以下のとおりです。
- 幅広いサイズバリエーションがある
- 家事が楽になるさまざまな機能
- スタイリッシュなデザイン
リフォームでは、現場状況によって設置が出来ない場合も多くあります、その中でサイズバリエーションの多さは非常に重要です。
さらに機能性とデザインも合わさり、パナソニックの洗面化粧台はリフォームでもおすすめできる商品といえます。
まとめ
今回の記事では、洗面化粧台の選び方のポイントや主要メーカーの特徴などについて解説していきました。
洗面化粧台は毎日の身支度や家事を行う重要な役割を果たす設備です。
各メーカーが多機能で便利な商品を数多く販売しており、選ぶだけでも大変です。
今回の記事によって、基本的な洗面化粧台の選び方、各メーカーの特徴や強みの部分を参考にして自身に合った最適な洗面化粧台を選択してください。
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