• サニタリー(トイレ・洗面・風呂)

パナソニックの戸建て用お風呂3種を徹底比較!使いやすさからお掃除機能までご紹介

パナソニックのお風呂は多くの種類があります。戸建てのリフォームに対応しているお勧めのシリーズはLクラス・ビバス・オフローラの3種類です。今回は3種類のお風呂の特徴や設備、オプションなどを比較してご紹介します。

 

目次

・1.戸建て用お風呂Lクラス・ビバス・オフローラの特徴と価格帯

・2.使いやすさやお掃除のしやすさを比較
・2.1.毎日の使いやすさを左右するカウンターや水栓
・2.2.節水機能付きやお掃除をラクにするシャワーも
・2.3.将来の安心材料にもなる手すり
・2.4.浴槽はお好みの形状を
・2.5.より便利になる暖房換気乾燥機
・2.6.床・排水口は掃除のしやすさがポイント

・3.壁色や照明などの見た目を比べる
・3.1.色柄の種類を比較する
・3.2.人気壁色柄をシリーズ別にご紹介
・3.3.お風呂の雰囲気をデザインする照明

・4.お風呂を楽しむオプション
・4.1.パナソニックだけの酸素美泡湯
・4.2.ゆらぎに癒される水盤LED照明(演出照明)
・4.3.大迫力のシーリングバスオーディオ

・5.まとめ

 

戸建て用お風呂Lクラス・ビバス・オフローラの特徴と価格帯

はじめに、今回ご紹介する3種類の主な特徴と価格帯をご説明します。

  • Lクラス
    Lクラスは、空間も設備もこだわり抜いた最上級のお風呂です。標準の設備の質も高く、選べるオプションも豊富であることが魅力です。価格は216万円からとなっています。(浴室サイズ1616の場合)
  • ビバス
    「くつろぎ」「すっきり」「ほっと」など、多様なライフスタイルに合うバスルームがビバスです。シャワー派でもゆったり入浴派でも、ぴったりのバスルームがあります。価格は(浴室サイズ1616の場合)157万円からで、スタイルにより価格が異なります。
  • オフローラ
    シンプルなお風呂ながらも、お手入れ・お掃除の両方がしやすいシリーズがオフローラです。すっきりとしたスタイルが特徴で、定価は137万円からとリーズナブルな価格帯です。(浴室サイズ1616場合)

お風呂の設備は数多くあります。その一つ一つを自分好みにスタマイズしたり、お風呂の広さをリフォームする家に合うものにしたりすると、金額に変動があります。

また、種類が大きく異なるお風呂に思えるかもしれませんが、3つのお風呂に共通する特徴もあります。それが「スゴピカ素材」と「保温浴槽」です。
スゴピカ素材は、パナソニック独自の有機ガラス系の素材です。頑丈かつ汚れがつきにくく、お掃除がラクになります。スゴピカ素材は、浴槽や一部のカウンター・水栓に使用されています。
断熱材で浴槽を包むことで、高い保温効果がある「保温浴槽」は、冷めにくく追い焚きの回数を減らすことができます。年間の光熱費を節約することができるほか、お風呂に入る時間がバラバラになってしまうご家族にも嬉しい浴槽です。

 

使いやすさやお掃除のしやすさを比較

こちらではお風呂の使いやすさとお掃除のしやすさをご紹介します。使いやすさやお掃除のしやすさは、カウンターや水栓、浴槽など一つ一つの設備により決まります。デザインや形状の好みが分かれる部分でもありますので、比較検討が必要です。
なお、こちらに記載の「標準仕様」とは元々備わっている仕様で価格の変更がないもの、「セレクト仕様」は変更可能でありながらも価格にプラスやマイナスの変動があるもの、「オプション仕様」は追加の金額がかかるものとなります。

毎日の使いやすさを左右するカウンターや水栓

(写真引用:Panasonic公式HP「バスルーム:機能一覧」)

  • メタル水栓
    スクエアで凹凸の少ない洗練されたデザインのメタル水栓は、Lクラスの標準仕様、ビバス・オフローラではセレクト仕様です。水をはじいて汚れが残りにくい「ささっとキレイ仕様」となっており、本来水アカがつきやすいメタル部分に防汚加工がしてあります。ハンドルも大き目であるため、握りやすくラクに操作ができます。
  • スゴピカシェルフ水栓
    水栓と収納が一つになっているタイプの水栓です。水栓はプッシュ式で手が届きやすい位置にあります。収納が一体型で沢山収納できながらも壁がすっきりとしてスマートな印象となります。こちらはビバスのみの標準仕様です。
  • スゴピカ水栓・スゴピカカウンター
    パナソニック独自のスゴピカ素材により水アカが残りにくい水栓とカウンターです。カウンターには収納ラックもついており、座ったままでも立ち上がることなくラクに使うことができます。こちらはオフローラの標準仕様、ビバスのセレクト仕様です。

節水機能付きやお掃除をラクにするシャワーも


(写真引用:Panasonic公式HP「バスルーム:機能一覧」)

Lクラスとオフローラの標準仕様のシャワーは「W水流シャワー」です。従来よりも約35%節水することができます。節水でもシャワーの強さや心地良さはそのままであるため、快適にご使用いただけます。

そしてビバスの標準仕様のシャワーは「ビームシャワー」です。ビームシャワーは3wayシャワーで、ノーマル・ワイド・ビームのモードがあります。ビームモードはお掃除の際に活用できます。パワフルな水流により汚れがサッと落ち、お掃除がラクになります。

将来の安心材料にもなる手すり

手すりは、基本的には「I型握りバー」や「L型握りバー」を設置可能な場所に取り付けます。例えば、L型握りバーを浴室背面の浴槽近くにつけることで、浴槽の出入りがラクになります。浴槽につかっている際には浴槽上にI型握りバーがついていると身体を安定させることができ安心です。このように実際の間取りから必要な場所を探し、握りバーを取りつけることで安全な入浴につながります。握りバーは、どのお風呂でもオプションで追加することができます。

(写真引用:Panasonic公式HP「おきラクスマート手すり」)

また、ビバスの「おきラクスマート手すり」はシャワー側の壁に横手すりがついています。横手すりがあることで、お風呂の中での一連の動作をサポートしてくれます。具体的には、洗い場での立ち座りや横移動、浴槽をまたぐ際の動作です。移動がラクになるほか、手すりの後方に収納がたっぷりあるため便利です。こちらのおきラクスマート手すりはビバスのみセレクト仕様で選択可能です。将来に向けお風呂をリフォームされる方にお勧めいたします。

浴槽はお好みの形状を

浴槽には様々な形状があります。数で比べてみるとLクラスは4種類・ビバスは10種類・オフローラは4種類から選択可能で、ビバスが最も選択肢が多いことがわかります。すべて標準仕様のため差額はありませんが、浴室サイズにより取り付けられる浴槽のタイプが異なりますのでご注意ください。
こちらでは、代表的な浴槽について解説いたします。サイズ感などの把握にはぜひショールームへ足を運ばれて実際に浴槽に入る体験をすることを推奨いたします。

マウント浴槽

(写真引用:Panasonic公式HP「バスルーム:マウント浴槽/グラリオエプロン」)

Lクラスで1坪以上の場合は、選択肢がマウント浴槽となります。マウント浴槽には複数の形状があります。ワイド・弓型・ナナメの3つとなりますが、お風呂のサイズにより設置できる浴槽が異なります。特にお勧めするのはマウント浴槽弓型で、やさしい弓型が特徴の曲線が心地よく感じられる形状です。ゆったりと入浴を楽しみたい方にぴったりです。

エスライン浴槽

(写真引用:Panasonic公式HP「バスルーム ガイドブック」)

エスライン浴槽は、ビバスとオフローラで選択可能です。足元にベンチがついていることで足を上げてリラックスしたり、ベンチに腰掛けることで半身浴をしたりすることも可能です。また、お子様をベンチに座らせて一緒に入ることもできます。ベンチがある分、節水になることもメリットの一つです。

スマイル浴槽

(写真引用:Panasonic公式HP「バスルーム:スマイル浴槽」)

ビバスで選択可能な浴槽であるスマイル浴槽は、またぎやすい形状です。浴槽のフチの中央部が5㎝低くなっているため、出入りがラクになります。また、床と浴槽の底の高低差が少なく着地が安定しやすいこともポイントです。

より便利になる暖房換気乾燥機

(写真引用:Panasonic公式HP「バスルーム:カビシャット暖房換気乾燥機」)

暖房換気乾燥機は、寒い季節や雨の日に便利な設備です。パナソニックの「カビシャット暖房換気乾燥機」は従来の暖房換気乾燥機とは異なり、センサーにより効率的に乾燥します。しっかりと乾燥させることで、カビを抑制しお風呂を清潔に保つことができます。こちらの「カビシャット暖房換気乾燥機」は、Lクラスでは標準仕様、ビバスとオフローラではセレクト仕様となります。ビバスとオフローラは標準仕様が換気扇であるため、室内干しをされる方はぜひともご検討ください。金額はプラスで10万円前後かかることが多いです。

また「カビシャット暖房換気乾燥機」の他には「ナノイー搭載カビシャット暖房換気乾燥機」や「1/fゆらぎ・ナノイー搭載カビシャット暖房換気乾燥機」もご用意があります。ナノイー搭載カビシャット暖房乾燥機では、ナノイー搭載により気になるニオイを軽減します。スーツなどの洗いにくい衣類も、ナノイーの力で乾燥させることでニオイを軽減してくれます。
さらに1/fゆらぎ・ナノイー搭載カビシャット暖房換気乾燥機では、入浴中の顔や頭に向けて風を送ります。空気がそよ風のように流れ、入浴で火照った身体をクールダウンします。

冬の寒さ対策としては、浴室内の床暖房や脱衣所に暖房をつける方法もあります。追加するものにはなりますが、お風呂のリフォームとご一緒にヒートショック対策をすることも大切です。

床・排水口は掃除のしやすさがポイント

(写真引用:Panasonic公式HP「バスルーム:スミピカフロア」)

お風呂の床のスミにはカビが生えやすいですが、「スミピカフロア」で床の端を立ち上げることで汚れや水分が入り込みにくくなっています。こちらはLクラス・オフローラの標準仕様です。
ビバスの標準仕様の床は「3Dプロテクトクリーンフロア」です。床の立ち上がりなどはスミピカフロアと同様で、さらに排水口まで継ぎ目がないためお掃除がよりラクになっています。

排水口は「ささっとキレイ排水口」が魅力的です。 Lクラス・ビバスでは標準仕様、オフローラセレクト仕様であるささっとキレイ排水口は、掃除しやすい形状と特殊なコーティングで汚れを防ぎます。髪の毛がまとまりやすい形状のステンレスヘアキャッチャーに加え、特殊コーティングはヌメりがつきにくく約10年間効果が持続します。
オフローラの標準仕様ではヘアキャッチャーが樹脂製です。排水口のお掃除が苦手な方には、ささっとキレイ排水口を推奨いたします。

 

壁色や照明などの見た目を比べる

お風呂は壁色や床色、照明により大きく印象が変わります。こちらでは、3種類のお風呂で選択できるカラーや人気の色柄を紹介いたします。

色柄の種類を比較する

お風呂の雰囲気を大きく左右する壁色は、Lクラスでは30柄・ビバスでは28柄・オフローラ では25柄です。Lクラスでは他のシリーズの壁色も選択可能であるため、Lクラスが一番壁色の選択肢が多くなっています。また、全面同じ柄にしたり、壁柄のグレードを変更したりすることにより価格に変動が生じます。


(写真引用:Panasonic公式HP(「バスルーム ガイドブック」)

 

床色はLクラス・ビバスが6色、オフローラは3色×2柄です。壁色と同じトーンで揃えたり、相性の良い色で揃えたりすることが多いです。

(写真引用:Panasonic公式HP(「バスルーム ガイドブック」)

浴槽のカラーは、オフローラが最も多く11種あります。次いでLクラス8種、ビバス6種です。浴槽は、壁色と床色が決まったあとに決めると美しくまとまりやすいです。浴槽のカラーでアクセントを足すこともできます。

人気壁色柄をシリーズ別にご紹介

壁色柄の人気をお風呂のシリーズ別にご紹介いたします。Lクラスでは全て同じ壁柄に揃える全面タイプに人気が集まりました。ビバスやオフローラでは一面に好きな色柄を選択し、アクセントを持たせるデザインも多く選ばれています。

Lクラス


(写真引用:Panasonic公式HP「おすすめプラン集」)

  • ドラマホワイト柄(全面)
  • 御影ブラック柄(全面)
  • ヒノキ柄(全面)

ビバス

(写真引用:Panasonic公式HP「おすすめプラン集」)

  • シャクダニ石柄(全面)
  • チェスナットグレージュ柄(全面)
  • チェスナットグレージュ柄(一面)+グレイスホワイト柄

オフローラ

(写真引用:Panasonic公式HP「おすすめプラン集」)

  • ドラマホワイト柄(全面)
  • ガラスタイルホワイト柄(一面)+パラレルホワイト柄
  • ダークマーブル柄(一面)+パラレルホワイト柄

お風呂の雰囲気をデザインする照明

(写真引用:Panasonic公式HP「バスルーム:照明」)

照明の種類は大きく分けると、天井埋込照明と壁付照明があります。また、調光や調色ができるものもあり、時間帯や人により調節ができることが利点です。Lクラスの標準仕様はフラットラインLED照明(調色機能付き)です。こちらは天井埋込照明で、空間にライン状にすっきり納まるため、シャープな印象に仕上がります。

ビバスとオフローラの標準仕様は壁付照明のサークルLED照明です。壁付照明は出っ張りがあり水アカや汚れが溜まってしまうデメリットがあるため、そちらを解消したい方や調光・調色をしたい方は天井埋込照明タイプを選択しましょう。

 

お風呂を楽しむオプション

お風呂はお掃除の性能や使いやすさが重視されがちですが、プラスの機能をつけることでお風呂を楽しんだり、よりリラックスしたりできます。お気に入りの楽しみ方を見つけましょう。

パナソニックだけの酸素美泡湯

(写真引用:Panasonic公式HP「パナソニックのマイクロバブル入浴 酸素美泡湯(さんそびほうゆ)」)

パナソニックのお風呂の特別なオプションのひとつが「酸素美泡湯」です。
酸素を含んだ小さな泡が出ることにより、身体の温まりが長続きするなどの様々なメリットがあります。具体的には
湯冷めしにくいこと、モイスチャー効果で入浴後のお肌がしっとりすること、肌表面についた汚れを落としやすくしお肌をキレイにすることなどです。
また、入浴剤を使わず済むため、お肌の弱い方や小さなお子様がいても安心して使えます。オイルを加えてより保湿・うるおいケアをしてくれる「オイルヴェール酸素美泡湯」もご用意があります。

ゆらぎに癒される水盤LED照明(演出照明)

(写真引用:Panasonic公式HP「水盤LED照明」)

浴槽の上に設置したライトが水面を照らします。他の照明を消して水盤LED照明をつけると、より幻想的な空間となり、バスタイムが心地よく感じられリラックス効果が高まります。

大迫力のシーリングバスオーディオ

Bluetooth搭載のスマートフォンや音楽端末からペアリングするだけで、オーディオルームのような空間が簡単に楽しめるオプションです。天井の点検口フタを振動させることにより、バスルーム全体が音に包まれ、臨場感のあるサウンド体験が可能です。

 

まとめ

今回は、戸建てのお風呂リフォームに適しているパナソニックのバスルーム「Lクラス」「ビバス」「オフローラ」を比較して紹介いたしました。3種類のシリーズが決まったら、一つ一つ家族に合うお風呂の設備を選択し、今よりも快適なバスタイムを過ごしましょう。

なお、大阪でマンション・戸建てのリフォームやリノベーションに関するご依頼は「ビルディングデザイン」におまかせください。
PanasonicリフォームClub加盟店でもある当社では、デザイン・設計から施工まで自社ですべての内容を承っているので、個別に業者を依頼するよりもコストを抑えれる可能性もありますし手間も省けます。

ご相談・お見積りは無料ですのでぜひお気軽にお問い合わせください。


(ビルディングデザインが手掛ける住宅リフォームサービスの詳細はこちら)