【短期集中リフォーム解説vol.7】リフォーム会社への確認・相談の重要性とは?スムーズに進めるためのコツ
リフォーム工事は初めての人が多く、何から手をつけていいのか、どこに相談したらいいのかわからない方も多いことでしょう。
不明点や不満な部分は確認や相談を行うことで、安心感に変わり後の工事をスムーズに進めることが可能となってきます。
そこで今回の記事では、リフォーム会社へ確認・相談の重要性について詳しく解説していきます。
目次
・1.リフォーム相談の重要性とは
・1.1.相談すべきタイミング
・2.リフォームプランの選び方
・2.1.希望を反映させるための相談方法
・2.2.事例を通じたプラン検討
・3.リフォーム時の契約について
・3.1.契約前に確認すべき内容
・3.2.明確な見積もりの重要性
・4.施工に関する必要な知識
・4.1.工事方法の比較と検討
・4.2.実施タイミングと期間の把握
・5.不具合発生時の対応方法
・5.1.トラブルを防ぐための事前診断
・5.2.発生した不具合への対処法
・6.施工後のアフターサービスと保証
・6.1.保証内容を確認する重要性
・6.2.アフターサービスの活用法
リフォーム相談の重要性とは
リフォーム会社へのリフォームの相談は、工事を成功させるために必要なプロセスのひとつです。
そんなリフォーム相談の重要性を示すものとして以下のようなものがあります。
- 専門的なアドバイス
リフォーム会社など専門家からのアドバイスを受けることで、無駄のない最適なリフォーム計画をたてることが可能です。
最近流行っているDIYの相談も可能であるため、自身でやりたい工事や材料の手配など相談が可能となっています。 - コストの正当性
工事にかかる費用を算出してもらい、予算内でやりたいことができるのか検討し、両方のバランスをとった提案をしてもらえます。
コストダウンの提案、相談も可能であり、理想の工事が可能となっていきます。 - 資金計画やローンの相談
リフォームを実施する際の資金計画の相談が可能です。
資金の調達方法としてローンを利用する場合も、工事金額などによってお得なローンの提案や、自己資金との配分など、資金計画全体の相談が可能となっています。 - 補助金や助成金の情報
リフォームでは、国や地方公共団体などが行っている、補助金や助成金などの制度があります。
これらの情報はインターネットなどで情報収集可能ですが、すべてを理解することは困難です。
リフォーム会社はそのあたりの情報は把握している場合が多いので、利用できるものがないか相談してお得に工事を進めることがおすすめです。 - 具体的なプランニング
やりたいリフォームがあっても、具体性のない抽象的なプランしかできない場合が多いことでしょう。
そんな抽象的なプランをリフォーム会社などに相談することで、具体的なプランとなり、さらにデザイン性などの付加価値がプラスされる場合もあります。 - 仮住まい、荷物一時預かり
リフォーム工事を実施している時は、生活を行うことができず、工事の邪魔になる家具や荷物の置き場所に困るものです。
必要に応じて、仮住まいや一時預かりの倉庫やレンタルスペースの場所や期間をリフォーム会社に相談しましょう。 - 特注家具などの造作や設置
特注家具などの造作や設置についても相談が必要です。
設置可能と思っていたものが、サイズや構造の関係で設置できないといった失敗を防ぐことが可能です。
採寸もプロに任せて正確な寸法で、設置の可能、不可能を事前に判断してもらうことが重要です。
上記のようにリフォーム相談を行うことでもメリットは多く、イメージ通りのリフォームを実施するため、しっかりと相談しながら工事を進めていきましょう。
相談すべきタイミング
リフォーム相談の重要性は非常に高く、理想のリフォーム実現に不可欠なものです。
そんなリフォーム相談を行うべきタイミングについていくつか紹介していきます。
- リフォーム計画中
リフォームの計画段階で相談を実施し、リフォーム計画の具体化を進めることがおすすめです。
自分だけで計画を進めていては、スムーズに計画が進まないため、相談しながら進めていくことが重要です。 - 問題発生時
リフォーム計画中、工事中など問題が発生したらすぐに相談しましょう。
資金調達が困難になった、工事中に変更したい内容が出てきたなど、早期に相談することで解決できる内容もあるため、早期に相談をしてきましょう。
上記のように、自身ではわからない事案や不安に感じることなどが発生した場合には、なるべく早く相談を行い、問題の早期解決を進めていきましょう。
リフォームプランの選び方
リフォーム工事を実施する場合に重要となってくるものにプランがあります。
リフォーム工事内容、工事範囲、仕様などを計画するもので、希望の工事を実現するためしっかりとしたリフォームプランが必要です。
そこでリフォームプランの選び方について、いくつか紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
希望を反映させるための相談方法
希望を繁栄させるためには、リフォーム会社への相談が必要不可欠です。
その際に、希望のリフォームプランを適切に伝えて相談する必要があります。
適切な相談を行うにはいくつかのポイントを抑えておくことが重要です。
- 予算を明確にしておく
- 希望する工事の優先順位をつけておく
- 工事の目的をはっきりさせる
上記のポイントを抑えて、リフォーム会社に相談することで、より希望を反映させたリフォームプランで工事を進めることができます。
事例を通じたプラン検討
リフォーム事例を参考にしてリフォームプランを検討するのもおすすめです。
リフォーム会社がホームページなどでアップしている施工事例から、希望に近いプランを探すことが可能です。
実際に工事を行っているものであるため、工事費用や実施が可能であるかが容易にわかります。
さらに施工した際に発生した問題やデメリットについてもわかるため、よりよいリフォーム工事が可能です。
リフォーム会社に対しても希望とするものを伝えやすく、認識の共有が行えます。
施工事例を上手く活用してリフォームプランの検討を実施していきましょう。
リフォーム時の契約について
リフォーム時の契約は、確認すべき内容が多く慎重に行う必要があります。
ここからは、リフォーム時の契約前に確認すべき内容、見積もりの重要性について詳しく紹介していきます。
ポイントを抑えて、後悔のない契約を行いましょう。
契約前に確認すべき内容
リフォーム契約前に確認すべき内容については以下のようなものがあります。
- 工事内容、工期などの工事に関する内容
- 総額費用とその内訳、追加費用の条件など
- 支払い条件
- 保証、アフターメンテナンスの内容
上記のような内容を確認しておくことが重要です。
気になるところ随時、リフォーム会社に相談し詳細を確認していきましょう。
リフォーム工事の契約は大きな決断となることであるため、双方が納得する形で契約を結ぶことが重要です。
明確な見積もりの重要性
リフォーム契約時には、明確な見積もりが重要となってきます。
工事金額の確認を行うこと以外に、さまざまな内容を確認しておく必要があるため、その項目についていくつか紹介します。
- 内訳の項目を確認
- 見積もり内容の説明
- 追加費用発生の有無
上記のように見積もりの詳細を確認していくことで、打合せ通りの工事が含まれているのか、使用する材料に間違いがないか、把握できます。
さらに見積もり内容について説明を受けることで、工事内容の認識に相違がないか確認できます。
明確な見積もりから把握できることは、多いためわかりやすい見積もりの提出をリフォーム会社に求めていきましょう。
施工に関する必要な知識
リフォーム時には施工に関する必要な知識があります。
インターネットなどの情報収集などによって得られる情報も多いですが、それだけではわからないことも多いです。
その場合は、リフォーム会社の専門的な知識が必要となってくるので、施工に関してもリフォーム会社と相談して進めることが重要となってきます。
ここからは、工事方法や工事のタイミングなどについて詳しく紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
工事方法の比較と検討
リフォームではさまざまな工法があります。
部分的なリフォームと全面リフォームでは規模も違えば工法も変わってきます。
部分的なリフォームであれば、解体工事を専門の業者でなく、大工などが行い、解体後の工事を想定した工事を可能とします。
その他にも、工事内容によって水道や電気の配管、配線工事を先行して行ったり、後から行ったり工事の順番も変わってきます。
さらに使用する材料によって工法も変わってきます。
例えば、壁の仕上げ材料を壁紙とするか、塗り壁にするかでも変わってきます。
このように工事方法の比較と検討を行うことで、工事期間やコストの面でも有利となる場合もあるため、リフォーム会社に工事方法についても相談することも必要となってきます。
実施タイミングと期間の把握
リフォーム工事の各工事のタイミングや機関についても把握しておくとよいでしょう。
リフォーム工事では、解体工事、大工工事、電気工事、内装工事など工事内容ごとに実施されるタイミングは異なります。
解体工事が終わり、大工工事の途中で電気工事が入ったり、大工工事完了後に内装工事が行われたりと順序があります。
それぞれ工事にかかる期間もさまざまです。
これらを把握しておくことで、気になる部分の現場訪問や、支給品などの搬入時期、DIYしたい箇所の工事予定などが明確になってきます。
工事の知識と合わせて、タイミングや期間についてもしっかりと理解していきましょう。
不具合発生時の対応方法
リフォーム工事では、予期せぬ不具合が発生する場合があります。
人がする工事であるため、仕方ない部分もありますが、発生時の対応を理解しておくことで慌てることや不安に思うことを軽減できます。
ここからそんなリフォーム時に発生する不具合の対応方法などについて紹介していきます。
対応方法について把握して、何が起きても動じることなくリフォームを進めていきましょう。
トラブルを防ぐための事前診断
リフォームのトラブルを防ぐために、事前診断を行うことが重要です。
事前診断とはホームインスペクション(住宅診断)とも呼ばれています。
これを実施することにより、さまざま内容が確認できます。
ホームインスペクションはリフォーム会社とは関係ない専門家によって建物の状態をチェックしてもらうことをいいます。
工事前であれば、見積もりの内容が適正であるかどうかの確認などを行ってくれます。
解体後、工事中の場合は、シロアリや腐食、雨漏りなどの不具合の調査、発見を行い是正が必要な箇所の報告をしてくれます。
工事完了後のチェックも実施してくれ、正しい施工がされているか、品質に問題ないかなどのチェックを行ってくれます。
依頼するためには費用が発生してしまいますが、中立の立場で不具合の発見をしてくれるため、工事に不安がある場合は依頼することがおすすめです。
発生した不具合への対処法
発生してしまう不具合の対処法については、リフォーム会社によって異なりますが、よく発生する不具合とその対処法については以下のとおりです。
- フローリングの床鳴り
床鳴りはフローリング材の接着不良が主な原因であるため、床鳴り箇所のフローリングの張り替えや、専用の接着剤を塗布することで対応可能です。 - クロスのクラックや破れ
壁紙のクロスのクラックや破れについては、是正場所の張り替えやパッチワークと呼ばれる部分的な張り替えによって対応可能です。
上記のような不具合の対処方法はさまざまありますが、まずはリフォーム会社へ早期に相談し、適切な対応をとってもらうようにしましょう。
施工後のアフターサービスと保証
リフォーム工事完了後のアフターサービスと保証は工事内容同様に重要な部分です。
工事部分が住んでから不具合が発生する場合もあり、不具合の原因によっては無償で対応してもらう必要があります。
そのためアフターサービスの対応や工事部分の保証内容や期間が重要となってきます。
ここからは保証内容の重要性。アフターサービスの活用法などについて詳しく解説していきます。
保証内容を確認する重要性
リフォームの保証内容を確認することは非常に重要な要素です。
確認すべきポイントとして以下の項目があります。
- 保証期間
- 保証範囲
- 保証の条件
- 保証書の確認
保証書の上記の内容を確認することが必要です。
これらのポイントを抑えておくことで、リフォーム後のトラブルを防ぎ、安心して生活できます。
アフターサービスの活用法
アフターサービスを上手く活用することで、より安心してリフォーム後の生活が継続できます。
アフターサービスとして工事完了後の定期点検を実施している会社もあり、不具合の早期発見が可能となっています。
アフターサービスが充実している会社は、不具合発生後の対応も早いため、安心した生活が行えます。
アフターサービスを有効に活用するために、リフォーム会社のアフター対応の状況についてもしっかりと確認しておくことが重要です。
まとめ
今回の記事では、リフォーム時にリフォーム会社へ確認相談することの重要性について解説していきました。
リフォーム会社に相談することで得られるメリットは多く、希望のリフォーム実現へつながるものといえます。
確認相談すべき内容をしっかりと理解して、適切なタイミングで適切な相談を行い、納得のリフォームを実現していきましょう。
なお、大阪でマンション・戸建てのリフォームやリノベーションに関するご依頼は「ビルディングデザイン」におまかせください。
PanasonicリフォームClub加盟店でもある当社では、デザイン・設計から施工まで自社ですべての内容を承っているので、個別に業者を依頼するよりもコストを抑えれる可能性もありますし手間も省けます。
ご相談・お見積りは無料ですのでぜひお気軽にお問い合わせください。